順張りでデイトレード
2005年6月ごろから逆張りをつかいはじめた僕ですが、デイトレの基本は順張りだと思っていました。
いまでも一応、その考えは変わらないのですが、いまは順張りと逆張りをおりまぜて売買しています。なにせ、逆張りはけっこう取りやすいのです。あくまで僕の場合ですが。
逆張りをはじめてから、今までやってきた順張りについての勘違いや、売買に関する気付きをいろいろ得ました。
というわけで、今回は、その順張りについての気付きなどをまとめてみます。
緩やかに続く上昇
まず、順張りのときに、ひそかに狙い目の銘柄。
それは、『緩やかに上昇を続けている銘柄』です。
たとえば、日中足チャートを見て、順調によどみなく上げ続けている銘柄は、けっこう狙い目です。
なぜなら、よほどの事がない限り、そのまま上げ続けていくから。
特に節目もなく上げ続けている銘柄は、なにかニュースでも出ないかぎり、その日のうちにいきなり反落することはありません。翌日は知りませんが。
これはリスクを小さくするために、カナリ重要なポイントです。
注意点もあるのですが、それは下の「出来高急増」のところで話します。
緩やかに上げ続けている銘柄はひそかに狙い目。
ただ、緩やかな上昇のおかげで早売りや、逆に利確のポイントがはっきりしないということには注意しましょう。
また、ぶっちゃけた話、こういう銘柄は値動きが激しくないのでランキングなどにも載らず見つけにくいですし、ゆったり上げるのでガンガン売買したい人には不向きです。
というわけで僕はあまりつかってません(^^;
節目と出来高急増
次に、僕の順張りに対する長年の勘違い。
デイトレードを始めた当初、僕は「分厚い売り板」がある銘柄を狙っていました。
『前にそこでたくさんの人が買ったけどそこから下げてしまい、損が出ないよう同値で売るためにチャンスを狙っている人』が大勢いる、いわゆる、節目というヤツです。
そこには、『以前買って売りそびれたたくさんの人の注文が入っている』ので、やたら大きな売り注文になっているのです。
僕は、その分厚い板を抜ければ、それより上には簡単にスーッと上げていくとずっと思っていました。
でも違ったんです。
実は、節目を抜いたあと、スーッと上に行く銘柄と、そこより1、2ティック(1、2単位)上げただけでふたたび下げに転じる銘柄とがあるのです。
そして、デイトレードをやっていて、圧倒的に後者の『反落するほう』に多く出会いました。
つまり、節目を抜けた銘柄は、意外にもろい。ということです。
いや、厳密に言うと、節目を抜けて、さらにもう一段上昇することが出来てはじめて、節目を抜けたといえるのだと気付きました。
つまり、分厚い板を抜けたぐらいで軽率に判断せずに、その後の勢いの方向を見て売買するのがリスクの少ないやり方だと思うのです。
次にもうひとつ、「出来高急増」にかんするお話。
さっき上の方で、『緩やかな上昇を続ける銘柄は狙い目』といいましたが、そういった銘柄でとつぜん出来高が増えるものがあります。
そして、出来高が急増すると、ドカンと値が跳ね上がるのですが、その後はそこを目先(そこより数日間の短期間)の天井として下げていくのが多いです。
つまり、緩やかに上昇している銘柄が急激に大きな出来高をともなって上昇すると、そこで1回相場が落ち着いてしまうんです。
そこをまた抜く場合には、そのとき以上の出来高が必要になります。
また逆に、いままであまり方向性のわからない動きをしていた銘柄が出来高急増したときはチャンスです。
その場合は、これから上げるのか下げるのかがハッキリしている場合が多いからです。
出来高は値動きに先行するといわれるので、デイトレでも出来高には注意する必要があるのです。
体験して自分のデイトレード手法を見つけよう
…とまぁ、いろいろと勘違いしてきた僕ですが、ここらへんで少し気付きを得られたことは大きいです。
ちょっと遅すぎな感は否めませんが(^^;
これからもデイトレードに関して、実践から学びを得ていこうと思います。
デイトレードも、ただのマネーゲームや投機ではなく、学びを得る場である!(ハズ)
(でも90%くらいはただの投機の世界かも…)
また、もしデイトレードをやっている方で、上の内容とはまったく違う考えの方や儲かってる手法をお持ちの方は、メール等で教えてくださるとありがたいです(^^)
って、儲かってたらわざわざ他人に教えないですよね(^^;
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